未確認歩行物体
東方香霖堂などが好きなケダモノの住処
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みこがゆく
副題:ある異変の解決における、彼女の仕事の始め方


異変が起こるたびに巫女は現れる。その力を以って、どうにかしてしまう。
今回の異変は、沢山のイナゴがどこからともなく現れたらしい。
このままでは農作物が一切合財やられてしまうだろう。

そんなことが里で騒ぎになっている、と言ってくれたのは魔理沙だ。
食えるらしいから持ってきた、と爽やかな顔だった。

「魔理沙。これを佃煮にしろと?」
「ウチの鍋は実験に使ってて料理には回せないんだぜ。ダメなら適当に野に放つが」
「放つな。しかし佃煮か……かなり気が進まないが、試してみよう」
「おし!じゃあ残りは倒してくるぜ。霊夢も来るだろ?」
「そうね。このお茶を飲み終わったら行くわ」
「先に行ってるぜ!ひゃっほう!」

箒にまたがり、文字通り飛んで行く魔理沙。
霊夢も茶を飲み干すと、湯飲みを置いて立ち上がる。

「ねえ霖之助さん。ちょっと私もいってくるわ」
「イナゴに妖怪退治の道具が役立つのかい?」

すると霊夢は、さも当然のようにこちらを見て、笑いながらこう答えた。

「霖之助さん。私はだぁれ?」
「博麗の巫女」
「そういうことよ。じゃ、いってきまーす♪」

さしあたって僕は、イナゴを佃煮にする仕事にとりかかることにした。
確信はない。けれど、きっと上手くいくだろうと思いながら。

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