未確認歩行物体
東方香霖堂などが好きなケダモノの住処
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さぎうさぎ
魔法の森にある古道具屋、香霖堂。
潰れない程度の能力を遺憾なく発揮して今日も営業中。

「ね、もっとお客が入る方法を教えてあげようか?」
「いや……別にいいよ」
「儲けたくないの~?」

うさのみみを持つ正真正銘の兎が、不思議そうに問いかける。
普通の商売人ならそれを否定することはできない。
もちろん香霖堂店主である霖之助も、全く興味が無いといえば、それは否である。
だが、食いつくほどには興味が湧かないのも事実であった。
霖之助は、どちらかといえば商売人よりも趣味人であるからだ。

そのことが因幡てゐには不服だったようで、あれこれと食って掛かってくる。

「だから、一人の客に二人の客を紹介すればタダにするっていえば……」
「兎がネズミ講をすすめるのは如何な物かと思うんだ」
「じゃあここに金貨とか砂金の塊があるから……」
「これが『本物』ならね」

てゐの積極的な提案に霖之助が消極的な対応を行う。
何回か同じ工程を繰り返してとうとう、てゐの苛立ちが頂点に達した。

「あー!つーまーんーなーいー!何!?儲けたくないの!?それでも商売人かーっ!」

バン、と卓上を叩く。急須が一瞬だけ宙に浮くが、湯飲みは霖之助の手の中だ。
霖之助はてゐを一瞥すると、静かにお茶をすすりながらこう答えた。

「儲けが欲しければ、もっと立地に気を使う。品揃えだって見直す。もっと人に近づくだろう」
「なんでしないのさ?」
「質問を質問で返すようで悪いけどね、そんなに儲けてどうするんだい?」
「え?」
「だから、儲けて、それでどうするんだい?この限られた世界で、どうしろっていうんだい?」
「う……じゃあ何で店なんか構えてんのさ」

お茶を飲み干した霖之助は穏やかな笑みで、てゐにこう答える。

「趣味だ」

てゐは納得いかず、とにかくイライラして仕方が無かった。
自分でも良くわからないくらいに、イライラして仕方が無かった。

他にも耳を触ったり髪を触ったりしてなにやら感動する霖之助と
まんざらでもないのでチョコチョコ訪れるてゐを妄想しましたが
うまく纏まらないので、ここにメモ代わりにして残しておきます。
この記事に対するコメント
No title
ぜひ見たいでs(ry
【2008/03/19 11:03】 URL | 少女臭 #/pHIRAno [ 編集]

No title
自分でも見たくなったので、実際に書いてみました。
【2008/03/20 02:45】 URL | ぽんこつたぬき #6x2ZnSGE [ 編集]


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