未確認歩行物体
東方香霖堂などが好きなケダモノの住処
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PCの故障+東方崇敬祭
・PCの故障について
ぽんこつたぬきは3台のマシンを所有しているのですが
そのうち2台が壊れるという惨事に見舞われていました。
1台はノートPCで、映像の出力系統だけが壊れました。ひどい。
もう1台は普通にHDDがさようなら。書き溜めた文章は無いですが時間がかなり奪われました。

そういうわけで学校に置きっ放しにしていた最後の1台で更新というわけです。
HDDを換装したマシンも復興がひと段落して、ようやく落ち着いて更新できる…か?
という具合ですが、まぁちょいちょいと更新していければな、と思ったりしています。

・あかね色に染まるラジオ公開録音
縁あって遊びにいってきました。正直に言えば元ネタは全然知りません。
というか私は最近めっきりそういうゲームに触れていません。
最後にプレイしたのは『咎狗の血』という有様です。(しかもPC破損につき途中でデータ吹っ飛び)
気がつけば恐ろしい距離が開いていることに気がつきました。
とりあえずゲストに来た『じまんぐ』さんが見れたので大変ご満悦です。

・東方崇敬祭について
サークル参加ではありませんが、参加します。
正直なところ、どれだけの人数が来てどれだけの混雑になるか想像が付きませんが
それでも何とか無事に終わってくれればいいなぁと願う所存です。
もし参加する予定の方がいましたら、精神的余裕や時間的余裕をもって来てくれると嬉しいです。
もしお越しになられるようでしたら、ぜひ楽しんでいってください。

・コメントへの返信的私信
私のフラグは甘くない……です。地下編をかいてみようと思ったり思ってみなかったり。
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お客様は神様で...(後)
続きです。しかしオンセしたり帰宅時間が12時ごろになると書く時間が少ないですね。
珍しい組み合わせなので、すこしばかり時系列を進めて地霊殿afterということにしました。
コメントでの誤字脱字の指摘や、メールでの励ましありがとうございます。本当に嬉しいです。
友人のプログラマの人と「バグレポートの書き方」について話したときのことをなんとなく思い浮かべたり。


(続き)


そういえばこの前も何やら神が疫神だかが「厄い」とか何とか言ってきて
せっかく手に入れた人形の素体を持っていこうとしたことがあった。
それならいっそ厄だけ持っていってくれれば人形を使いまわせていいんじゃないかと提案したら
『人でなし』だとか『厄を侮っちゃだめ』などとお説教をされてしまったことは僕の中では記憶に新しい。

基本的に神などという存在は巫女とか、そういう専門的な仲介役を通すべきであって
道具屋風情が真っ当に対応しても碌な目に合わないというのは古典を紐解いても明らかで――

「さっきから何をブツブツ一人で言ってるの?ねぇ、この人いつもこんな感じ?」
「だいたい合ってるわね」
「うわっ、いつの間に」

気が付いたら2人とも中に入ってきていた。帰ったんじゃなかったのか。
しかし雰囲気さえ誤魔化されてしまえば、つくづく単なる少女にしか見えない。

「えーと、すいませんが何か御用で?」
「ん、ちょっと興味があったから来ただけ」


冷やかしか……。
そう考えれば、あまり肩肘張って構える必要も無かったというわけだ。
商売を考えればどうかとも思うが、どうせ趣味が色濃く出ている店だ。気にしても仕方ないだろう。

「商売人というよりは趣味人の色が強いね」
「はぁ、まぁそんな感じの人です。案内したし帰りまーす」

今度こそ霊夢は本当に帰っていった。しかし、巫女に帰られては目の前の神をどうすればいいのか。
というか彼女の神社の御神体とは全然違う。たしかに力は強いのだろうが、それにしては何かが足りていない。

「のんきな巫女だなぁ……えーと、名前……霖之助でいいんだっけ」
「はぁ、森近霖之助と名乗っていますが」
「霖之助か。うんうん。いい名前だね。水の気が強いこの店にピッタリだよ」

何やら気に入られたようだが、なんで水の気がいいのか僕にはとんと判らない。
まぁ幻想郷の異変なんていうものは基本的に少女達が解決しているのだから当然ではある。

立ち話もなんだと思ったので、僕が普段使っている椅子に座ってもらい話を聞くことにした。
きまぐれで立ち寄ったにせよ何らかの理由というものはあるはずだ。

「お褒めに預かり光栄ですが、何でここに?」
「いやぁ、ちょっと知り合いが好き勝手にウロウロしてるから自分も好きにしようかと。
 よく考えたら私も神奈子みたいにあれこれ動いてみるのも全然問題ないはずだしね。
 ただ一人で地下に行っても仕方が無いし、結局どうなったんだろうかなぁとか思ってたり。
 気が付いたら、あーうーな感じになっちゃってさ」

……霊夢じゃなくてもいい。だれかこの話を判りやすく通訳してくれる巫女はいないものか。
そんなことを、どこかの誰かに届きますようにと願をかけてみる。
目の前に神はいるし、やる価値はあるだろう。どう見ても救ってはくれなさそうなのだけど。

「そういうわけで、ちょっと地下に行ってみない?」
「よくわかりませんが後ろ向きに検討させてください。というか、さすがに嫌です」
「いや、ちょっと見てきたいんだけど、私だけであんまりウロウロするのもちょっとね」

この段になってようやく話が見えてくる。つまり、彼女は僕に何かをさせたいのだろう。
だが神が動くと騒ぎになるのは必定。だからこそ託宣を受けて動く巫女や神主といった存在がいる。
それを介せない程度には何か私的な事情があるのだろう。

「何か事情はあるんでしょうが、ご覧の通り、しがない道具屋でして……」

だが断る、といえないあたりがこの店に残された最後の社会性のように思える。
地下の騒動の一件は話に聞いているが、そういえば『原因はあの神様だ』と霊夢がぼやいていたか。

「まぁ、地下には大きな屋敷もあるし話せる相手も多いから、気が向いたら行ってみてよ。
 その時にこのお守りを持って行ってくれれば、いくらか助けになるしさ。どう?」

そういって差し出された彼女の手には空豆(そらまめ)くらいの大きさの蛙がいる。
お守りといいながら生きているとは、これいかに。というか面倒を見きれない。

「……ナマモノはちょっと」
「あー、この子だったら水をちょっとかけてあげれば大丈夫だよ。でも凍らせたりしないでね」

目の前の自称神様――たぶん本当なのだろうが――何かを思い出したのか、ちょっと苦笑いしていた。
蛙を凍らせるような真似をあえてするような理由は僕には無い。犯人がいたら是非とも理由を教えて欲しい。

「そんなことできませんよ……というか、ここでは生き物は扱わないんですよ」
「だから個人的な贈り物。行く行かないは別にしてもね」

けこ、と蛙がないて僕にひっついてきた。見た目に反して意外と元気な奴である。
それを見た彼女は満足そうに、うんうんと頷いている。

「……どうなっても知りませんよ。僕は水をあげるくらいしかできません。それ以上はどうしようもない」
「それで十分よ。というか貴方は水の気があるんだから、もう少し近しい者を崇める必要があるわ」
「そんなこといわれても」

と言っても聞く耳持たないようで、名前は無いから好きに付けてあげてだの、また来るだの、
好き勝手なことを言って帰っていった。まぁ神様なんてそんなものなのかもしれない。

けここ、と蛙がなく。『コンゴトモヨロシク』といわんばかりである。

「……そんなことをいわれても」

気が向けば地下を覗きに行くこともあるだろう。
地霊殿。間欠泉。そんなことをぼんやりと浮かべながら僕は何事も無いかのように読書に戻ることにした。

僕の顔を見て蛙が笑ったように見えたが、目の錯覚だろう。
やれやれ、茶がうまい。

いつのまにか缶が消えて、安物のお茶になったが、うまいといったらうまい。

(完。地霊殿編に続...かないと思う)
お客様は神様で...(前?)
何やら無駄に収集が付かなくなってきたために続いてしまった最近のリクエストです。
とりあえず書き溜めずに勢いで書いては掲載して以降と思った所存。
レティは……ネタが浮かんだら消化します……あとリクは何があったろうorz


ある晴れた日。昼下がりでもなければ市場へ続く道を歩くわけでもなく、僕は店内にいる。
森の中を抜けてくる涼しい風の中に含まれる湿気が増えてきたのを感じる。
そろそろ梅雨がやってくることの現われなのか、単に雨が降ったからなのかは判らない。
ただ確かなのは、晴れていようが雨が降ろうが本を読むのにうってつけの日だということだ。

多くのモノが幻想入りしてくる中にあっても本はとりわけ僕の好きなものだ。
知識を授け、僕が想像する余地を残すままに広い世界を示してくれる。
だが、楽しいことは続かない。物事には始まりがあれば終わりがある。

「霖之助さーん」

かくあるべし。誰かと思い本から視線を上げれば、案の定、霊夢が入ってきた所だった。
何も言わず店の奥にある棚まで進むと、躊躇わずに丸い缶を手に取り、いい笑顔でこう言い放つ。

「そういうことだから、借りていくわね」
「どういうことだから略奪していくんだい」

さっぱりわからない、と付け足して缶を取り返す。抗議の声は無視。
この缶は偶然流れ着いた入れ物で、密閉性が高いので重宝しているものだ。
元より茶葉を保管するための缶なので、まさに道具が本来の用途で使われている。
美しいことだ、と僕は思う。何事であれ単純なことは心地よいものだ。そればかりでは飽きるのだが。

「もー、ケチねぇ。ちょっと借りていくだけなのに」
「とにかく……この茶葉を持っていくなら、こっちの方を持っていくんだ」

そういいながら一番どうでもいい茶葉を勧める。
毎度毎度、どうして彼女が一番良さそうな茶葉を持っていくのかは判らない。
巫女というものは案外そういう能力を持っているのかもしれないが、こちらとしてはいい迷惑だ。

「じゃあこっちを借りるわね。仕方ないわ」

2番目にいい茶葉に手をかける霊夢を見て、自分の推測は間違いないような気がしてくる。
値段の多寡ではない。状態、味、気温、その他もろもろの条件を考慮して、最適なのを選んでいくのだ。
断じて僕の店はお茶屋ではないが、それでも自分の趣味もあり、いくつかの種類の茶葉はおいてある。
その中から、その時を見計らったかのように持っていく。たいした嗅覚……いや、才覚だ。

「やれやれ……まぁ何か折を見てお返しを要求するとしよう」

そんなことをぼやきながら、別の用事は無いのかと尋ねる。
別に期待して言っているわけではない。ただ、これだけで用は済んだ、とされるのが口惜しいだけだ。
景気はどうだい?と尋ねるのと何ら代わりのない内容である。
顔を見ながらじっくりとするような話でもないので、僕は読みかけの本へと目を戻した。

「無いわねー……と、言いたい所だけど、今日は珍しいお客がいるのよね」

客、と言われて僕は顔を上げる。他にそんな人物がいただろうか。
すわ、すっかり霊夢に気をとられてしまったか、と周辺を見回すが人影はない。

「姿が見えないようだけど?」
「外にいるわよ。なんか気になるけど近寄りがたい、らしいんだけど。いちおう連れてきてあげたわ。感謝してよね」
「何が何やら……」

開け放たれたままの扉から顔を出して左右を見ると、なるほど1人の少女がいた。
妙な帽子が目に付く。雰囲気は只者ではないが、ただの少女がわざわざここに来るとは思えない。
つまりただものではないのだろうが、一々探るときりがないので無難な対応をしておく。

「どうも。何か気になるものがあるのでしたら、お気軽にどうぞ?見学は歓迎ですから」
「……あー。うん。持ち主だ。水の気があるけど……うん?」

こちらを見て何やら一人で納得しているようなので一度中に引っ込み、霊夢の略奪を阻止する。
少し目を離すとこうなるのが彼女や魔理沙の行動だ。こう、経済概念以前に何かが足りていない気がする。
もっともお互い様の関係が成立しているため、あまり口酸っぱくいうのもよくないというのがあるが。

「その缶は置いてもらうとして……彼女、何者だい?」
「巫女の私がわざわざ連れてくるんだから、それなりの存在よ」

少し考えて、合点がいく。彼女は巫女だ。

「なるほど、そういえばとある商人の心得の一つに、そんな言葉があったな」
「どういうこと?」
「曰く、お客様は神様です、というものらしい」
「じゃあ私も神様なのかしら」
「僕にとっては客だよ……さて、彼女を店に招き入れるか」
「じゃあ帰るわね」
「巫女がそれでいいと思うのかい?」
「思ってますが。じゃあお先にー」

神が来るとは、いよいよもって偉いことになった。
あれやらこれやらに目を付けられなければいい。そう願わずには、いられない。
そういえばこの前も(続く)



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ぽんこつたぬき

Author:ぽんこつたぬき
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