未確認歩行物体
東方香霖堂などが好きなケダモノの住処
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シルバーレインRPG
を知らないのに遊びに行く自分がよくわかりません。
興味本位とはいえ行動しすぎの感が。神田は遠い…

以下拍手レス。


>姫様はかわいいですねぇ。うん、実に和むw
>湖のほとりで日がな一日、何を話すでもなく座ってる二人とか
>和む、実に和むww 霖之助さんはご愁傷様ですw
きっといいこともあるんですよ。きっと。

> デートとは口から出さない輝夜が可愛かったです。香霖ご愁傷様ww
この後の光景はさんざんなものでとても私の手では描写できません!
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彼女が彼女たる由縁
某所のスレが元気良く進んでいて大変驚きました。
そして投稿されてる小説は皆クオリティの高いの何の。
いやあ、才能があるっていいですね。


以下、久しぶりのお話。出てくるのは姫様。
微妙に拍手まとめから続いてるのかもしれません。




魔法の森の中心部にありながらもひっそりと営業する香霖堂。
店主の僕は、今日はお昼寝中。だが惰眠をむさぼらせてくれるほど幻想郷は甘くない。

「こんにちは~こんにちは、竹林の~奥から~♪」
さっそく、不思議なリズムを口ずさみながら竹薮の姫が現れた。
毎度のことながら理解に苦しむので、対策として僕は理解することをやめ、
馬鹿正直に尋ねることから会話を開始することにしている。

「……君か。何なんだい、その歌は」
「どこかの博覧会の歌の替え歌よ。何となく思い出しちゃって」
「いい曲だ。歌詞については言及しないが」
「あら、ありがと」

眠い目を擦り、眼鏡をかけて立ち上がる。輝夜は相変わらず和洋折衷な格好だ。
もっとも、冷めたコーヒーを湯のみで飲む僕も人のことは言えないが。

「それにしても、よく気がついたわね。足音立てないように店に入ったのに」
つまらないわ、と壁にもたれかかりながら髪の毛を弄っている輝夜が聞いてくる。
「今でこそ来ないが、以前はうっかり気を抜くと獣が入り込んだりしたからね」
「じゃ、次は丑三つ時に来るわ」
「来ないでくれ」

にべもない、と言う事なかれ。こう言っても現れるのが姫様だ。
別に何をすることもなく部屋でうだうだしていくだけなのが、また謎めいている。
娯楽なら永遠亭や竹林の方があるだろうと思うのだが、どうやら違うらしい。
ここにある道具に執心かとも疑ったが、そうでもないようでつかみ所が無い。
つまり、彼女もまた知り合って後悔する方の手合いだったというわけだ。

「ね、ちょっと遊びに行かない?神社とか湖とか」
「営業中という看板が目に入らなかったようだね」
「入ったわよ。どうでもいいから無視したけど」

するなよ、と内心で反論しておいて僕は立ち上がった。
出かけるためではない。空気を入れ替えるためだ。
僕の名前の持つ力もあってか、店は気付くと空気が淀んでしまう。
色々と対策は打ってあるのだが物事の本質が概ねそうであるように、
あれこれと八卦だの風水だのを用いる前に、単純に窓を開けたほうが早い。

「いい事を教えてあげましょう」
「謹んで辞退していいかい?」

髪の毛を弄るのをやめた輝夜が僕に近寄って囁いてくる。
香でも焚いたのか、何ともいえない不思議な香りがかすかに鼻をくすぐった。

「却下。私って、永遠を操ることが出来るのよ」
「左様でございますか。怖い怖い。饅頭と茶も怖い」

距離をとる。特に探すものも無いのだが何かを探しているフリだ。
だが、ふと目の前の帳簿を取ろうとして奇妙な感覚に襲われた。
いくら手を伸ばしても届かない。前に進んでも距離は縮まる気配が無い。

そこに、いつの間にやら距離をつめた輝夜の手が僕の袂に触れた。
そのまま腕を絡めて顔を寄せてくる。ハッキリいって、嬉しくも何とも無い。

「だから、永遠に辿り着けない店って面白いと思わない?」
「思えないし思いたくも無い。まったく、営業妨害もいいところだ」
「じゃ、出かけましょ?神社よりは湖がいいわ」

僕としても知り合いに会わない可能性が高いだけ、そちらの方がありがたい。

結局、目論見どおり誰とも会うことなく湖までやってきた。
別に喋ることも無いので互いに黙っていたが、何故か輝夜は満足げである。
どれくらい黙っていたのかというと、ようやく口を開いて出た言葉が
「それじゃあ、私はお夕飯があるから帰るわね」
などというところからお察しというところだ。


何故にこのようなことをするのか、と僕は聞いてみたことがある。
すると輝夜は当然のように言ってのけた。
「そうしたいからよ。私は、私のやりたいようにするの」

なるほど、つくづくお姫様なのだ、と僕は思った。



そして――

「おい、香霖。昨日のアレは何だ?」
「霖之助さん、大丈夫?」

――巻き込まれる方はたまったものではない、とも、僕は思った。



続くか続かないか。

現実逃避がてら
クーリエさまの所に作品を放り投げてきました。
霖之助は一切出ませんし爽やかさとは程遠い作品ですが
読んでいただけましたら嬉しく思います。

それはそうと拍手の数が恐ろしいことに。
一体何事でしょうか……



▼リンク先追加
吉野太陽さまのうしろの月です。新しいサイトさまなので、これからに期待しております。
私もニコ動はたまに見るのですが、作品が多くて目が回りそうです。
まっこと、人間の作るコンテンツは膨大なのだよなと痛感してしまいますね。


▼以下拍手レス

今日の拍手はありません。ちょっと寂しい!
更新が少ないのは
書くネタ以上に、やらなきゃならんことが多いからです。
とりあえず溜まった拍手レスをば。
せめて、このレスくらいは当日につけるべきですね。

▼以下拍手


>拍手SS全部見たさにボタン連打しましたw 失礼しました。
ご丁寧にありがとうございます。書いた甲斐があるというもの。

>執事の霖之助。・・・何時紅魔館永住フラグはたちますか?
香霖堂のためにフラグをへし折る情け無用の男、霖之助

>次はレミリアとフランルートで分岐ですね、わかります
フランルートは想像ができません。ガクガク

>なんという事だ…。藍様がヤヴァイ可愛い(鼻血)(刑事
わざわざ拍手SSに感想していただきありがとうございます。ゆかりんに後でたっぷり絞られたでしょう。

>パチュ霖は、いいものです。ほんのり甘味風味で(二人の子供が見たい<ボソ
そこまでよ!(AA略) そういう話を御所望でありますか?

>デレてるよパチェさん可愛いわもぉ
正攻法の有効性は、正攻法と呼ばれる程度に有効だからこそ正攻法たりえるのです。


>愛想のいい霖之助はまさに好青年ですね パチュリーもメロメロですよ
霖之助は、できないんじゃない。やらないだけなんです。私はそう信じてます。

>む、これはパチュリーさまにフラグが立ったとみていいのですかね?
>もしそうなら・・・いい!実に良い!!パチュ霖はいいですよね!
ええ、フラグを立ててみました。これは良いものです。

>霖之助このままパチュリーとくっついたらイイy(殺人ドール
ああ、いいでs(マスタースパーク

>(要約)お時間があればいつか慧霖のヤンかツンデレ話を作ってほしい お願いできますか?
前向きに検討します

>PSPのゲームでは勇者のくせになまいきだ。とPATAPONがいい感じでした
ありがとうございます。ちょっと調べてみようと思います。


PSP
で何かよさそうなゲームを探してはいるのですが、中々ピンと来ません。
空の軌跡FCに挑戦してみようかなぁ…


▼以下、拍手レス

>ゆうかりんは家に帰った後紅くなるんですね、わかります
きっと帰り道あたりで赤くなってくれますよ。

>この咲夜は・・・ぜひ続けてほしいですッ!!!
続けてみました。どうやら紅魔館ルートに突入中のようです。
エンディングは存在しないですがね!


>さくやんに女の武器を使われたら勝てる男なんていないっすよ!
>いや、霖之助だけはわからんが… 枯れるほどにむさぼりつくしたということですよね
>まぁ、霖ちゃんも昔はやんちゃだったんでしょう
文脈と時間から同じ方だと勝手に推定しました。
某スレにアップされたり妄想でで言及されてたような『昔の霖之助』像は私も持ってます。
厨ニ病と言われようとも、そういうのを妄想するのは楽しいものです。


>レミリアの"魚がそうであるように"での復讐劇が始まるか!?
以前の作品を読んでいただけたるようで大変嬉しく思います。
繋がってても繋がってなくてもいいような繋ぎ方で繋がればいいなと思います。
繋がるって単語を使いすぎですね私。

とりあえず続いたようです


館に勤めだしてから、何だかんだで3日が過ぎていた。

「片付けはこのくらいにしましょう。続いて書架の整理です」
「はぁ。まぁ、やれないこともない……ことはないです。無理ですって、この量」
「よろしくお願いしますね。ああ頼りになるわー」

僕は地獄にいた。


最初は自分のようなものが呼ばれるくらいなので
いかなる惨状が待ち受けているのかと身構えていくと、見た目は何も変わらない
いつもどおりの紅魔館があった。

もちろん何もなかったというわけではなく、ひとたび室内に入ればそこは嵐の後だった。
だが僕が見る限り、僕が必要な状況というのは想像ができなかった。
人手は必要だろうが、十分な数のメイドはいるように見受けられた。

「よろしくお願いします」
挨拶をしてみる。
「?」
わけがわからないという顔をされた。
「……よろしくお願いします」
もう1人に挨拶をしてみる。
「きゃはははは!」
なぜか爆笑された。
「よろしくお願いし……」
さらにもう1人に挨拶をしてみようとしたら、物陰に隠れられた。

「さっそく辞めていいかい?」
「……言ったでしょう?人手が足りてないって」
「その、意思の疎通はどうやって?」
「気合よ」

さらっと言ってのけるメイド長だが、その目には光るものがあった。
つまり彼女らは、僕だけではなくメイド長にすら同じような反応を返すのだろう。
紅魔館は、指示通りに動いてくれる人材を要求していたのだ。

妖精メイドらの名誉にかけて言っておくが、中にはきちんと話を理解してくれる者もいる。
だが、そうでない者も少なからずいるのが問題というわけだ。

「あ、店主さーん」
「おや、紅美鈴さん。今日はメイド服ですか?新鮮ですね」
「あはは。お屋敷の中の手伝いをするので普段のアレはダメだそうです」

門番まで駆り出すとは、人手が足りていないらしいのがよくわかる。


「手伝ってー」
「……ああ、すいません。ちょっと量が多すぎて思わず現実逃避を」
「えーと……誰?」
「森近霖之助です。本業は古道具屋で、最近の人手不足解消の為の手伝いですよ」
「うーん。最近、目が悪くなったのかしら。男の人に見える……」
「自称男です」
「本性は獣ね」
「惜しいですね。半妖です」

この人は書庫の主。動かない大図書館ことパチュリー・ノーレッジだ。
手伝いというが、ほぼ僕が作業をしている。
最初は黙々と作業していたが、あまりに単調な作業なので退屈極まる。
それをしのぐために、店で起こった他愛も無い出来事を話しながら仕事続けた。
普段はそんなことはやらないのだが、今は状況が状況だ。
正直なところ、話し相手に飢えていたというのもある。

「古道具屋って何を売ってるのかしら」
「とりとめなく色々ですね。小物やら、わけのわからないものやら」
「そんなお店を営業する貴方がわけがわからないわ」

最初はオール無視かと覚悟していたが、その逆で反応は良かった。
やはり魔法使いなので色々なものに興味を持つらしい。
だが話しながらも手は動かさないと終わらないので、互いに作業を進めていく。
本の一冊一冊も無造作に放り込むのではなく、粘り強く整頓して並べていく。

「……さて、手の届く範囲はずいぶんと片付いたような」
「実は、まだ奥のほうが」

申し訳なさそうにする図書館の主。それにしても広い空間に膨大なコレクションだ。
崩れていない場所が大多数なのは蔵書の量が多かったからか、広かったからか。

「しかし、なんでまたこうも派手に」
「このあたりは、咲夜の能力で広がった空間だから」
「ひょっとして今回は、その広がった空間のあたりがダメになったんですか」

聞けば館の主には妹君がいて、たいそう強烈な力を持っているらしい。
その妹様が退屈しのぎに咲夜へ弾幕ごっこをしかけたのが今回の発端だとか。

「だけど、そのうち飽きたのか、外に出たいだとかワガママ言い出しちゃって」
結果、なだめるために空間の大多数が犠牲になったということだ。
「妹様の行動力は最近どんどん活発になって……ぅ」

そこまで言って動かない大図書館が、ふらりと倒れそうになった。
すわ何事かと僕は受け止める。

「むきゅー……」

何とか派手に倒れずには済んだようだが、顔色は決して良く無い。
このままではいけないと、手近な椅子にお姫様抱っこのような形で運んであげた。

「あ………」
「リストをお借りしますので、そこでゆっくり休んでください」

蔵書が心配で無理をしたのだろう、と思うと彼女を責める気にはならない。
むしろその本に対する姿勢に僕は好感をもった。道具を大事にする者は、良い。
何かいいたげにチラチラとこちらをうかがっているが何も答えず、ただ僕は仕事をした。

帰り際にはずいぶんよくなったようで、ありがとうとお礼まで言われてしまった。

「これが仕事ですし、礼には及びません。お役に立てれば幸いですよ」

僕は愛想笑いは苦手だが、今回は本心の笑顔が自然と出てきた。
よくよく考えれば後で彼女には世話になるのだ。今までが無礼すぎるくらいだろう。

しかし、彼女はつくづく体が弱いらしい。
貧血で真っ青になったと思ったら今度はほんのり頬を朱に染めていた。
今度何か血行がよくなるお茶でも探しておこうかな、と思う。





「パチュリー様、何かあったのですか?」
「ひ、久しぶりに動いたから調子が悪いのよ。それだけ」

唐突に思い浮かぶネタ
幽々子様の生前のお話。どこかで書くかもしれない…

▼以下、拍手レス~

>いいなぁ 幽香いいなぁ 顔はもちろん赤らめて
きっと、ツーンとしてます。

>いや~、ゆうかりんいいわぁ… 本当、ゆうかりんいいわぁ  もう、良すぎるわ!
>というわけでいいぞ、もっとやれぃ! 幸せそうな二人過ぎて目からヒマワリが咲く
な、何を咲かせてるんですか!?いや、幸せなのはいいですが……
続きそうで続かない気がする

梅雨時とは思えないような青空。だが空気はどこか冷たく、夏というよりは五月の空気。
虫が鳴くには温度が足らず、コケがむすには湿度の足りない何とも微妙な気温の日。

「いらっしゃいませ」
軽快な音を立てて開いた扉の先に、本を読む店主がいる程度の香霖堂。
店主の僕は店を構えるくらいには商売っ気を持ち合わせているつもりだ。
……が、どうも他人にはそう見えないらしい。

「こんにちは、店主さん」

そんな声もあるが、この紅魔館のメイド長は僕のことをそうは見ない、数少ない客だ。
念のために背後の方を伺うが、今日はお嬢様の様子は見えない。
もっともいたところで僕が尋ねることなんて、そう変わらないのだけど。

「おや、こんにちは。本日は何をお探しで?」

おや、などと口にせずとも認識している。だがこれは間を作り出すために必要な言葉。
間、すなわち時間とは距離に等しい。距離をいきなり詰められてはいい気はしないだろう。

「ちょっと人手を。店主さんは、館でバイトをするつもりは無いかしら?」
「はい?」

疑問文に対して疑問で返す。試験なら落第だろう返答をした後、時が止まった。
いや、メイドの持つ懐中時計の仕業ではなくあくまで比喩的な表現によるものだが。

「ごめんなさい。変な話だとは思うんですが、何ぶん『人手』が足らなくて」
「……話だけでも伺いますよ」

聞けば妹君が派手に暴れまわった上に地震雷火事、と災厄のオンパレードだったらしい。
普段は妖精メイドなどで手が足りるのだが、今回は中々そうもいかない、との事だった。

「給金がわりに書庫の一部閲覧を、と思っているのですがいかがですか?」

上手い提案だと言わざるを得ない。
僕は今、さぞ『興味があります』という顔をしているだろう。
それを見越してかメイド長は話を続ける。

「悪い話では無いと思いますよ?その間の食事や服は無償で貸し出しますし……
 やってもらうことも複雑な仕事ではなく単純な仕事です……ダメですか?」

メイド長である十六夜咲夜は、上目遣いでこちらを見つめてくる。
里の健全な男性ならイチコロなのであろうが、こちらは不健康筆頭の半人半妖だ。
枯れ果てた川に小雨が降ったところで流れが戻るわけではない。いや、話がそれたか。

「……期間は?」
「1週間から半月です。それ以降までかかるようならまた考え直します」

気がついたら彼女は両手で僕の手をそっと包み込んでいた。
いつの間に、と疑問に思ったが、僕はそれを尋ねず愛想笑いを返す。

ところで断る理由が無いので請け負った僕を誰が責められるというのだろう?
たぶん、誰もいないんじゃないかと思う。

ハードな土日でした。日曜日も気がついたら終わってて更新をサボるという体たらく。
たぬきはポンコツなので不誠実極まりません。よろしくないですね。

と、いうわけで大変遅くなりました拍手レスです。
コメントしなくても拍手ボタンを押してくれる皆様、普段閲覧していただいている皆様には
感謝の気持ちで一杯でございます。

返信抜けがありましたら、ご容赦!



>内容よりも「霖之助のが書いた」ってとこが好評なんですねわかります。
最初は物珍しいので読まれる→そのうち固定客 というコンボです。きっと

>なんか薀蓄が多そうな記事になりそうな予感。
ネタ扱いされつつも固定ファンがつきそうです。河童あたり

>まぁこーりんなら変な記事は書かないだろうし 蘊蓄も散りばめそうだから面白そうですね
むしろ霖之助が記事を書いていることが変という……ああっ、巫女が飛んでいった!?

>拠点を香霖堂に移すフラグですね、わかります
こうして規模がじわりと拡大していく香霖堂だった…

>気づいた時には文の助手になっているのですね
何だかんだ言いながら、ちゃっかりアイテムの回収とかしてそうです

>なんとゆう悪循環wwwそして霖之助は報われないのが似合う摩訶不思議
その不遇さ故に彼は愛されるのです。ある意味努力の人か

>記事を片手に不機嫌な文の前で頭を抱える霖之助を幻視しました
「……売り上げがよかったです」
「ああ。何よりで」
「普段の3倍は売れました」
「物珍しかったんでしょうね」
「……売り上げが良かったので打ち上げしますよ!とことん!潰れるまで!」
ドン、と置かれる酒樽。

こうですか!わかりません!


>最初の一行の最後が私、惚れました!に見えてしまったから明日眼科行って来ますね
>それはともかくやはり女の子に振り回される彼の話はいいものだ
私、惚れました!そんな真っ直ぐな風神少女もステキですね。
こう、素直ヒートっぽく(?


>まぁ、風邪のときはゆっくりするといいですよ。……ゆっくりしてい(ry byドルルン
おかげさまでようやく頭痛から開放されました。まだノドと鼻がアレですが。
こう、土曜は「ゆっ!ゆっ!」(ビクンビクン  ってな具合でした。


>た~ぬきさん、た~ぬきさん、遊ぼうじゃないか(ゆかりんいじめ的な意味で。主に霖之助が
主に霖之助がゆかりんをいじめて遊ぶ?けしからんですね。
やりましょう!(?  いや、何をして遊ぶのかしりませんがw

花言葉「貴方だけを見つめている」


「あら店主さん、今日は珍しく土いじり?」
「空き地を有効利用してやってたんだが、どうにも手狭になってね」

霖之助が畑を弄っている時にやってきた少女は風見幽香。
日傘を差して立つ風貌は良家の令嬢ようではあるが、正真正銘、アクティブな妖怪である。
対する霖之助のいでたちといえば、作業着と普段着を足して二で割ったようなものだ。
クワを手にせっせと地面を掘り起こす様は、何とも普段の彼にはそぐわない。

「てっきり今日もコケのようにじっとしながら読書に勤しんでいると思ったのに」
「それで生きていけたら幸せなんだけど、ね」

それっきり霖之助は作業に没頭し、ある程度を耕してようやく手を止めた。
手拭で汗をぬぐい、クワを壁に立てかけて店に入る。

「いっそ農家にでもなれば?あ、私にもお茶」
「謹んで辞退しておくよ」

霖之助は別段嫌な顔もせず、二つの湯飲みを持ってきて一息ついた。
当然のように幽香もお茶を飲んでいる。熱いので、冷めるのを待っているようだが。

「霖之助。あの畑、何を植えるの?」
「特に決まって無い。種は幾つかあるんだけど……ああ、花でもいいか」
「あら、いいわね。食べられないどころか、貴方を食べる花なんかもあるわよ」

面白いと思わない?と屈託のない表情で笑う幽香。
霖之助も、食べられるのは勘弁願いたいな、と笑って返した。

「ヒマワリがいいな」

霖之助は青空を眺めながら、ぬるくなったお茶を流し込み、そう言った。

「夏にはまだ早すぎると思うけど」
「それでも、何となくヒマワリがいいんだよ」
「じゃ、そうしておいてあげる」

適当な野菜とは別に生やすことにして、二人はまた出来たばかりの畑に戻る。
幽香はその力で、あれよあれよという間に発芽させて葉を開かせた。

「そこまで」
「あら、花はいいの?」

不思議そうに首をかしげて尋ねる。霖之助は、頷いた。

「咲くのを見届けたいんだ」
「……そ。よくわかんないけど、そうしたいならそうするといいわ」

貴方の畑なんだしね、と言って、二人で畑を眺める。
そしてふと、幽香はどうしても理解できないといった様子で霖之助に尋ねた。

「どうしてヒマワリなの?」

他にもいろんな花があるじゃない、と尋ねる。
すると霖之助の答えは

「君に似てるからさ」

というものだった。

幽香は、バカみたい、と鼻で笑ったが、まんざらでもなさそうだったという。
そんなある日の幻想郷のお話。

風邪を引きました

明日か明後日に復活します。

ところで風邪をひく、という英語は Catch a coldと学校で習いました。
だけど引いている状態が継続してる時は Have a cold というそうです。

微妙な使い分けですが、今の私は Have a cold といったところでしょうか。
最近はロクでもないこと続きでげんなりしております。厄神様にでも持っていって欲しい所です。
拍手レスー
> お、恩を仇で…この後、霊夢に一生飼われるのか。南無
[゚д゚]アイシテクレルヨ

> 霊夢…愛ゆえの実力行使か。霖之助にはこのくらいしないと、だめかやっぱり
朴念仁でなくとも何らかの地雷を踏み抜いてしまった可能性が

> YESヤンデ霊夢!
某クリニックのCMを思い出しました。YES!

> 霖之助は知らずに墓穴掘っていたのか・・・
兆候を見逃し続けると怖いことになる…のかもしれません。
天気のようにままならぬもの


「もうヤダ。サイテー。ありえない!私、疲れました!」
「……ははぁ」

ある日の午後、僕は不満を嵐のようにぶちまける天狗の話を聞いていた。
藁半紙なるものが手に入ったから買う気は無いか、と尋ねた所にこれだ。
最初は単なる世間話の範疇だったはずなのに。

天気は良好。店内は大荒れ。所により苛立ちの風が吹くでしょう。
そんな天気予報を立てたところ的中率は150%だった。
これは、1回当たってもう一度当たるの意。

「とりあえず店内の品が壊れたら弁償してもらうので、そのつもりで」

そういって僕は換気のために窓を開ける。
爽やかな空気。今日が晴れでよかった。店内はそうでもないけれど。

「だって聞いてくださいよ!この前の異変でさんざん怒られたんですよ!?」
「さっきから聞いてるよ。さんざん山に進入されたというのはね」

どうして世の女性の話は繰り返しが多いのだろう、と霖之助はうんざりしていた。
話を順に整理していくと彼女の怒りは尤もであったので、納得はしたが。

「全ッ然わかってないです!」
「わかってるとも。君は悪くない。悪いのは勝手にやってきた連中だ」
「そうですよ!なのに椛のやつときたら……ううぅ」

これが人間の男相手ならまだ酒でも飲ませて黙らせるところだが
天狗となればそうはいかない。店中の酒など軽く飲み干されてしまうだろう。

「『あれ?最近は仕事熱心ですね』だなんて!だなんてー!」
「大変でしたね」
「見回りばっかりですよ……おかげさまで記事を書く時間が減る一方です」
「災難ですね」
「そういうわけで記事を書いてください」
「お断りしますね」

そういうが早い。店内に暴風雨の気配が立ち込めてきた。
手には物騒な扇を持ち、その表情には行き場の無い苛立ちが滲み出ている。
誤った選択をしたことを瞬時に判断した僕は、反射的に快諾していた。

「ホントですか?良かった。大丈夫!取材が3つくらいですから!」
「だがちょっと待って欲しい。僕にそのようなことをさせるのはあまりに早計ではないだろうか」
「あれ……全然問題無い気がしてきましたよ?不思議ですね」
「気のせいだから。それ」

泣いたカラスが何とやら。
僕は振り回されながら、いつの間にか記者もどきになってしまった。
おかしい話だ。最初は物を売りつける算段だったのに。


……これで後日、ムダに評判の良い記事が出来上がって天狗の機嫌が悪くなるのだ。
まったく、人付き合いに妖怪付き合いの、なんと難しいことよ。

素敵な楽園の巫女


「霖之助さん、霖之助さん」

トビラを開けて巫女が店に入ってくる。
へし折れた棒切れ片手に、店に入ってくる。

「どうしたんだい?」
「もっと頑丈で折れにくいお払い棒を作って欲しいの。ほら見て?こんなにポッキリ」
「やれやれ、どれくらい頑丈にすればいい?」
「そうね。妖怪の一匹や二匹、叩いても折れないくらいがいいわ」

無茶なことを言うと笑った霖之助。
だが巫女のためにと、頑丈な素材で拵えてあげた。


「霖之助さん、霖之助さん」

トビラを開けて巫女が店に入ってくる。
ボロボロになったアミュレットを引っさげて、店に入ってくる。

「どうしたんだい?」
「もっと強力なアミュレットにしたいの。ほら見て?こんなにボロボロ」
「やれやれ、どのくらい強力にすればいい?」
「そうね。妖怪をどこまでも追いかけていけるくらいがいいわ」

そんなことはできない、と言って困り顔の霖之助。
だがそんな厄介な妖怪を相手にするならと、霖之助はありったけの技術で強化してあげた。


「霖之助さん、霖之助さん」

トビラを開けて巫女が飛び込んでくる。
物騒な針を手に、店に踊りこんでくる。

「どうしたんだい」
「もっと硬くて鋭い退魔針を作って欲しいの。ほら見て?こんなにグニャグニャ」
「やれやれ。どのくらい硬くて鋭くすればいい?」
「そうね。妖怪をきちんと地面に縫い付けておけるくらいがいいわ」

さぞ丈夫な糸がいるだろうねと言って呆れ顔の霖之助。
だが他ならぬ巫女のためだと、霖之助は里の鍛冶屋などを頼って作り上げて見せた。


「霖之助さん、霖之助さん」

トビラを開けて巫女が入ってくる。
静かに、厳かに、お払い棒を右手にアミュレットを首に針を左手に構えて入ってくる。

「どうしたんだい?道具はみな変わりないようだけど
「ええ霖之助さん。今日は私のお仕事なの」
「やれやれご苦労様。僕は何をすればいい?」
「じっとしててくれればいいわ」

そういうと巫女は霖之助を頑丈な棒で殴りつけた。
たまらず逃げる霖之助をアミュレットが追いかけて足止め。
針を取り出して、たちどころに地面に縫い付けてしまった。

「私の血で染めた赤い糸。楽園の中でも、いっとう素敵だと思わないかしら?
 大丈夫よ。霖之助さんは半分だけ妖怪だけど、その全部を愛してあげる」


あわれな半妖の店主である霖之助が気を失う直前に見たのは
『だから動かないでね』と言って、のんきに微笑む、巫女の顔――




受付終了

ちらほらとお祝いのコメントが届いて大変嬉しい限りです。

気がついたら数日が経過しているという醜態をさらしてしまいましたが
順次、リクエストの消化に入っていこうと思います。

なお

・霊夢
・文
・幽香
・咲夜
・パチュリー

のリクエストがありました。

10,000hit
おかげさまで、ここまで続きました。感慨もひとしおです。
……というわけで(どういうわけで?)何となくリクエストを受け付けようと思います。
どれだけ来るのか想像できませんし、ご要望にお答えできるとも限りませんが。

できれば作品も更新したいのですが、明日は高速で移動するので作品の更新は無しで。
何か10,000Hitもしたので、どうにか頑張って長編を書いてみたいですね。
めざせ、プチじゃない創想話。


あ、リクエストは拍手コメントでもメールフォームでも、このエントリへのコメントでもいいですよ。

▼以下、拍手レス
>リグルが布団に…?まったく、けしからんですな!
>そして妙にアリス贔屓な霖之助イイネ!
そりゃあもう、アリス良い子だし真っ当なお客様ですので贔屓もしたくなるってもんです。
これで魔理沙がやきもちをやいたりすると愉快だなと思ったりします。

リグルは思いのほかダメな子になりました。おかしい。なぜ。



プロフィール

ぽんこつたぬき

Author:ぽんこつたぬき
春が来たら冬眠から覚める獣。
リンク、転載は許可無しでも可。

小説っぽい何かが読みたい人は
東方タグを押すと楽です。

twitter -> ponkotsutanuki



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